リトアニアで色んな料理に使われるカッテージチーズ。今回はこのカッテージチーズの色々な作り方を紹介するよ。
リトアニアでは、カッテージチーズがたくさん売られていて、いろんな料理に使われているよ。
日本ではチーズコーナーに1種類くらいが並べられてるだけだよね。しかもすごく小さい。そして塩が混ざってて、リトアニアのものとは違うんだよね。
でも、カッテージチーズは牛乳やヨーグルトから簡単に作れるんだよ!
作り方①(牛乳+レモン汁)
この材料で作ると、200グラムほどのカッテージチーズができる。少しレモンの香りが残るので、ドーナツやパンケーキの生地に使用したり、サラダの付け合わせなどに適してる。
【材料/約200グラム分】
・牛乳…1000ml
・レモン汁…50ml
①牛乳を沸騰直前(鍋ふちに小さな泡が出るくらい)まで温める。
②火を止め、レモン汁を入れゆっくりと混ぜる。
③分離してきたら、布巾かキッチンペーパーを敷いたざるに流す。
④よく絞ったら、できあがり!
作り方②(ヨーグルト)
ヨーグルトだけで作るとても簡単な方法。少し酸味の強いカッテージチーズが出来上がる。これでチーズケーキを作るととってもおいしい。酸味が強すぎる人は、牛乳をプラスするとマイルドになるよ。リトアニアの家庭で作るときは、この作り方が定番かな。味もリトアニアのカッテージチーズに近い。
【材料/約200グラム分】
・ヨーグルト…800グラム
もしくは
・ヨーグルト…600グラム
・牛乳…200ミリ
①ヨーグルトを鍋にいれて、かき混ぜながら沸騰するくらいまで温める。
② 分離してきたら、布巾かキッチンペーパーを敷いたざるに流す。
③よく絞ったらできあがり!
作り方③(牛乳+レンネット)
この作り方はかなり本格的。まずレンネットをこのために買わなければいけない。一応アマゾンで買える。そしてほかの作り方よりも時間がかかる。温度の調節も重要になる。この方法で作ると、香りがほとんどなくてクセのないカッテージチーズができる。これを熱湯で練っていくと、モッツアレラチーズになる。…だがしかし、こんな手間かけて作ってどうする?っていう気分になるから、おすすめしない。上の2つの作り方のが断然良い。どうしてもこの方法でやりたいんだって人のために、作り方だけ載せておこう。
【材料/約200グラム分】
・牛乳…1000ml
・レンネット…耳かき1さじ程
・水…大さじ1
①牛乳を鍋に入れ火にかけ、32度まで温める。温度計で測りながら温めよう。
任意:ヨーグルトやケフィアなどの乳酸菌を加えてもいい。この方法では低温で作るため、乳酸菌が死なずに繁殖することにより、香りが芳しくなって酸味が出るよ。
②大さじ1の水にレンネットをいれ混ぜておく。
③牛乳が32度まで温まったら火を止め、水で溶いたレンネットをいれ、ゆっくり混ぜる。
④牛乳の入った鍋にふたをして、バスタオルで包み保温し、約4時間置いておく。
⑤バスタイルをはずし、固まった牛乳をさいの目上に切っていく。
⑥中火にかけ、ゆっくりとかき混ぜ、液体と分離させていく。
⑦ 分離してきたら、布巾かキッチンペーパーを敷いたざるに流す。
⑧よく絞ったらできあがり!※布巾にカッテージチーズがくっつきやすいので、捨ててもいい布巾を使用したほうがよいよ!
カッテージチーズができたら、カッテージチーズを使ったお菓子のレシピも挑戦してみてね。
https://www.sushimeetscepelinai.com/chocolate-cottage-cheese-cake/
https://www.sushimeetscepelinai.com/syrniki/
カッテージチーズにジャムや砂糖を混ぜて、そのまま食べてもおいしいよ。